風呂敷の基本の3つの包み方

風呂敷の歴史は古く、奈良時代には既に物を包む慣習がありました。

当時はまだ風呂敷という名前ではありませんでしたが、室町時代に風呂で
脱いだ衣類を包んだことからこの名前が定着したと言われています。

その後デザインや製造方法は変化したものの、四角い布で物を包む文化は
時代ごとに適応しながら伝統として現在に至っています。

包み方

風呂敷の基本的な包み方は3つあり、
最も一般的なものを「お使い包み」を呼びます。

その方法は、包む品物を対角線の中央に置き、
相対する2つの角を品物に被せて残る2つの角を
真結びします。

真結びすることで中の品物もしっかり安定するので
運びやすいことがポイントで、結び目に裏地の模様を
出してアクセントにするなど、あらたまった場面でも
日常でも使える便利な包み方です。

2つ目は「平包み」と呼ばれる方法で、お使い包みと似ていますが結び目を
作らないことがポイントで、目上の人に持参するときや時候の挨拶などで
家に伺うときに使うフォーマルな包み方です。

方法は対角線の中央に品物を置き相対する2つの角を品物に被せるところまでは
お使い包みと同じですが、残る1つの角も品物に被せ、最後の角を品物の下に
包むように入れ込みます。

結び目が無いので中がずれやすいですが、風呂敷の模様が映える一番格の高い
包み方となります。

3つ目は「四つ結び」と呼ばれる方法で、対角線の中央に品物を置き対角線上の
2つの角で真結びをし、残る2つの角も真結びします。

しっかり包むことができるので安定感があり重いものも運べることがポイントで、
重箱など真四角な物や、中の品物が大きくて風呂敷の角を物の下に入れ込むことが
できない場合に便利な方法です。

瓶包み

これら以外にもワインボトルなどを包む「瓶包み」や、
本など平たいものをギフト用に包む「リボン結び」など、
使い方次第でいろいろな用途で活用できます。

結び目を解いて、どうぞ、と品物を差し出すことは、
中の品を大切に扱おうとする日本人ならではの心が生んだ
マナーです。

贈り手の心を表す風呂敷、日常生活の中に取り入れて
活用してみましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です